雑草魂

こんばんはー!

 

ここんとこ雨や曇りがちの日が続いていて、人参をまいた身としては、大変心地よく過ごしています。

 

この夏、小学校及び中学校の同級生をはじめ、結構たくさんのかたに野菜セットを買っていただきました。

 

ジャガイモと人参がほとんどという内容で、私としては、不甲斐ないばかりでした。

 

そして、その後は、夏野菜の絶対量が足りずに、野菜セットをお送り出来ていません。

 

何人かの方には、事情を説明し、10月まで、個人宅配を停止させてもらう旨、伝えましたが、多くの方には、まだ伝えられておらず、近々、お伝えする予定です。

 

現在、送料の見直しも行っており、ゆうパックさんから見積もりをいただいています。

その見積もりで行くと、現在の送料よりさらに10%ほどは安く出来る予定です。

 

現在、秋冬野菜に向けて、準備中で、10月下旬以降からは、ある程度のキャパの宅配が出来るよう試行錯誤しています。

11月からは、どれだけとれるかわかりませんが、米も出来ると思います。

最近は、ぽつぽつ実ってきたヒエ(雑草)の穂を収獲(除草)しています。

 

 

 

さて、

先日は、赤とんぼ米研修会というのに参加してきました。

11214716_822690841163420_5987855127908447301_n

その研修で午前中にいったたかみ農園さんは、とにかくすごいとこでした。

家族経営なのですが、規模がそこらの法人経営を遥かに越えており、やり方も有機JAS認証を取得したり、最新の大型機械を導入していたり、とてつもなく整理・整頓が出来ていたりと、学ぶべきところがとても多いところでした。

もし、集落営農として、稲作をやるなら、是非とも真似すべきところだと思いました。

写真は、機械式チェーン除草機(現状は、小豆用の除草キットが装着されている。)。

11898809_822690881163416_2457912523875175105_n

チャーン除草のアタッチメントは下。

11896141_822690864496751_3846662194776740254_n

 

私は、今回、チェーン除草機の作成に失敗。

チェーン15000円、ヒル釘16000円、その他5000円、時間12hかけたのですが、実用性に乏しい代物になりました。

 

その後、ヤフオクで探すと、15000円くらいでチェーン除草機を自作販売している愛媛の方がいて、びっくりしました!

 

その方の作ったものの方が、とてつもなく良さそうなので、自分に対してがっくししながらも、来年は、その方に作ってもらったものでやってみたいなと思っています。

 

赤とんぼ米に関しては、色々難しいところが多々あるような気がしました。

そもそも赤とんぼを増やしていくには、地域全体(揖保川流域全体)の理解や協力が必要であるようにも思いました。

 

 

そして、この3日ほど、JA兵庫西が運営する旬菜蔵という直売所へ、モロヘイヤを出荷してみました!

農薬、化学肥料は一切使っていませんが、そこそこのものが出来ています。

いっぺんにたくさん食べれるものではないですが、納豆やオクラ、卵などネバネバ系のものと一緒に混ぜると、おいしいです。

モロヘイヤもネバネバ系です(お湯でさっと茹でて、細かく刻むとネバネバしてきます。)

11880642_822690817830089_4515678026970883691_n

11924966_822690831163421_7878046780125442201_n

たつの市街にある旬菜蔵たつの、姫路の余部駅の近くにある旬祭蔵書写、宍粟市の山崎にある旬菜蔵山崎。

それぞれの旬菜蔵での独自ルールもあり、一度一通りの出荷を経験しておいてよかったと思っています。

 

一番の集客力があるのは、旬菜蔵書写です。

 

今後は、それぞれの旬菜蔵の特徴を勘案しながら、ぼちぼち出荷していこうと思います。

今回は、初めてのことなので、出荷情報をHPなどで広報しませんでしたが、今後は、HPなどでも広報していこうと思っています。

 

 

そして、本日は、

狩猟免許の初心者講習会の2回目、猟銃の講習を神戸で受講してきました。

猟で銃を使う善し悪しや、クレー射撃かなんかの娯楽として、免許を取得する人もいるとの現状には、考えるところがありますが、それは、また、銃所持許可のときに悩むこととして、今回は、とにもかくにも免許を取得することに集中しようと思います。

 

その後は、ヤフオクで購入したクボタの一条刈りバインダーを西濃運輸の姫路支店さんまで引き取りにいきました。

11935029_822690771163427_6765336495921371231_n

 

 

11890920_822690794496758_1614492560246070126_n

思ったよりも、きれいなバインダーで、また、西濃運輸さんでの荷の積載がとてもスムーズでした。

 

ヤフオクというものに参加したのは、ここ最近なのですが、商品の流動性という意味では、抜群に高くしているように思います。

まだ初心者ですが、今後もヤフオクには、ちょくちょく参加していきたいと思いました。

 

 

なんだかんだありますが、

農家はやはり

よい作物を作ること

が第一義だと思います。

 

 

そしてよい作物を作るためには、

よい土(水はけと有機物)、よい種、よい管理(自然環境への対応)

が必要です。

 

 

 

よく農家は、販売が重要だ、販路ありきだって言葉を耳にしますが、

 

絶対に、

よい作物ありきだと思います。

 

あくまでも農家はプロダクトアウトでないといけないと思います。

 

 

なので、まずは、

自分が納得のいくものを作ること

を第一義にやっていきたいと思っています。

 

 

 

ヒエ抜きて 雑草魂 感じ取る

 

 

 

[補足]

小学校のときの学童教室の名前が「雑草教室」だった。踏んでも踏んでも立ち上がり、またアスファルトで塗り固められても、割れ目からでも花を咲かせるタンポポのような「雑草魂」をもった人が育つようにと命名されたらしい。たぶん学童教室に雑草とつけているのは、茨木市立沢池小学校だけではないだろうか? 雑草て(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

荒木 健太郎 について

2015年3月から兵庫県たつの市新宮町で新規就農した荒木健太郎です。 無農薬・無化学肥料で稲作と少量多品目の露地野菜を生産・販売していきます。 よろしくお願いします。

コメント1件

  1. horiguchikenji

    具体的でいいですね。たしかに、たしかに、まずは自身のある農産物を生産者は作るべきこと、大賛成。苦労がよくわかります。ブログ、楽しみです。

    いいね

    • 農家としては、やはり自信があるものでないと営業出来ないです。

      これは、自分で営業する(したい)からこその帰結なのかもしれません。

      そんな単純なことを、再確認した今日この頃です。

      ブログ読んでいただきありがとうございます。

      いいね

  2. horiguchikenji

    字を間違えた。自身ではなく、自信ですね。体に気を付けて。堀口

    いいね

コメントを残す