こんばんは。
本日は、朝から快晴!
夜は、満点の星空が広がっています!
さて、
これは、藁を積み重ねて作った自作つぼき。
藁を保管するため積み重ねたものをここら辺の地域では、「つぼき」というそうで、先日は、神戸新聞にも「つぼき」の風景がとりあげられていました。
正直のところ、この写真の自作つぼきは、つぼき本来のつくり方ではないと思います。
ただ、稲藁は、相当数重ねられております。
平べったく互い違いに積んでいき、上の部分は、一度やってみたかった茅葺き屋根風にアレンジしてみました。
昨日は、雨でしたが、おそらく茅葺き風にしたので、雨水は中まではしみ込んでいないはずです。
ただ、この田んぼは、冬期湛水を試してみようと思っている田んぼだったので、作る場所を間違えてしまった感じになっちゃってます。
この田んぼは、昨年、意図せず冬期湛水状態になっていた田んぼで、水持ちが非常によい田んぼでした。なので、深水管理も出来ました。
それらのおかげか、ヒエがほとんど発生せず、合鴨田んぼの次に出来がよい田んぼになりました。
品種は、ヒノヒカリ。
けんたろう米は、漢字で「日の光」でいこうと思っています。
「日の光」。
漢字で書くとめっちゃよくないですか?!
太陽の光が育んだ日本のお米って感じが、するんですが、私だけ?
また、日本の光って感じもします。
漢字を見るまでは、そんなこと全く感じなかったんですが、漢字で書かれているのを見てから、すげー愛着を持ちました。 今、籾摺りをさしてもらっている倉庫にあった昔の札に「日の光」と書かれてたんです。
そして、この前、新米を味見したところ、我ながらなかなか美味しかったので、ほっとしてます。
ただ、色選(色彩選別機)は通していないので、時折、虫に一部食われるなどして先が黒っぽくなった米が混じっています。これをみて、昔おばあちゃんからもらっていた米を思い出しました。
私自身、昔からヒノヒカリを食べていたからなのか、ヒノヒカリの食感が好きです。
そもそも、新宮町の米は、揖保川という、昔から、鮎釣りや、醤油・そうめん作りが盛んなきれいな川の水で育っているので、おいしいと思います。
そんな日の光(ヒノヒカリ)。
一昨日、集落のライスセンターで聞いた話によると、この集落で毎年うまく作る方は、反(1000㎡)で9俵から10俵とるそうです。
その方は、今年も9俵以上とのことでした。
これを聞いて、正直びっくりしました。
やっぱりうまい人は、そんくらいとるんですね。今年の私は、反3俵から多くても5俵くらいだと思います。(収量が比較的多そうなところのは、まだ刈り取れていません。)
自分の未熟さを実感するとともに、うまくやれば10俵も夢ではないと思わせてもらえて、面白いことがまた増えました。(就農前に、ここらへんは、せいぜいとれて7俵から8俵くらいだと聞いていて、この土地の地力の限界を残念に思っていました。)
目指す 有機で10俵!!
こちらは、今とれだしたカブです。
とって、水洗いして、そのままカプリとやると、非常に美味しいです。
カブ自体に味がありました。
カブって味のないものに出会うことが多かったですが、美味しいものなんですね。
味噌やバーニャカウダーソースなどにも合うと思います。
ちなみに、このカブは、野口種苗さんで購入した固定種のカブです。
日本は、昔から各地でカブを作っていたみたいで、色んな種類のカブがあります。
ここからは、昨日の農場の花たちです。
これは、畑の中で、雑草にまぎれてポツンと一株だけ咲いていた、おそらく菊です。
ただ、この菊は、色がめちゃくちゃ薄くて、上品なんです。
家の前の庭にも、菊が勝手に生えてきて、残してあったんですが、それらの菊とは、色味が全然違いました。
下が、家の前に生えてきた菊です。
綺麗なんですが、色が濃いです。
下は、綿です。
花と綿、どちらも綺麗です。
綿花って、綿の花って書くけど、オクラの花に似てる花自体のことではなくて、白い綿のことを指すのが、なんだか不思議です。
こちらは、エンサイ(空芯菜)の花です。サツマイモの花と似ています。
これは、前作のジャガイモの影響と思われるジャガイモの花と実です。マイクロトマトより小さい実をつけていました。花自体も、めちゃくちゃ小さいです。
11月6日は、日本農業新聞さんの取材、
11月8日は、雨でなければ、香島コミセン祭りで、新龍太鼓デビューします!
農業は 花に囲まれ する仕事