娘の誕生

こんばんは!

このブログでの投稿、大変、お久しぶりです! けんたろう農園のけんたろうです。

2015年3月11日に就農してから、早くも5回目の稲刈りが終わりました。現在は、2019年12月1日です。

今は、遅れに遅れている玉ねぎの植え付けをやっております。今年は、育苗から実施しているので、植え替えさえスピーディーに行えば、まだ、間に合うはず。。。また、暖冬でもあるらしいので、大丈夫かな。

いつも何かと遅れ気味の私ですが、今年の5月に幸い結婚することができ、一昨日の11月29日には、女の子が生まれました!

雪

まさに天使とは、このことでした。

安産でもあり、本当に感謝です。

分娩室に入ってからが、早すぎて、立ち合いが間に合いませんでした。

 

そして、これを機に、ずーーと止まっていたこのブログも再開したいと思っている今日この頃です。

ブログが止まっている間も、色々ありました。むしろ、ブログを書いていた時の方がまだ、余裕があったのかもしれません。 農業技術の向上、売り上げの拡大、結婚相手の探索などなど、やることは、山積みでした。そして、色々模索した結果、度重なる失敗等もありましたが、色々な方々の協力や助けがあり、少しずつ前進して行くことができたように思っています。

助けていただいた皆様には、本当に感謝しております。今後ともよろしくお願いします。

20191201 結婚披露宴 ケーキ

 

そんな私は、来年の2月で、青年就農給付金がおしまいになります。

就農後、5年間、年間150万円や、環境直接支払い補助金、JAさんからいただける若手向け補助金など、すべての補助金を、すべて稲作のための設備投資に回しました。そのおかげで、すべて中古ではありますが、ある程度年式の新しい34馬力のトラクター、6条植の田植え機、4条刈りのコンバインを購入することが出来ました。
また、新しくサタケの穀物乾燥機と籾摺り機、選別計量器も導入することが出来ました。サタケは、新卒の時に最終面接まで案内をいただいた会社で、今になって、その機械を使う立場となったことに、感慨深いものがありました。

 

ただそれでも、農業用倉庫の建設には、お金が足りなかったので、就農4年目にして、農業系の融資をなんとか通していただき、建設しました。その返済が、毎年120万円ずつ、再来年の3月から始まります。

はてさて、こんな状況ではありますが、買い支えてくださっているお客さんが少しずつ増えてくださっており、なんとかやっていけると、勝手に思い込んでおります。

20191201 帰ってきた合鴨

話は変わりまして、近年、ブログの更新が止まってしまっていたので、振り返ってみたいと思います。

就農後、初めの2年間は、有機肥料すら使わないで、野菜と米を栽培してみました。平飼い養鶏も実践し、合鴨農法に関しては、3年間やりました。
3年目からは、有機肥料を要所要所で投入していき、作物の成長スピードや、味の違い、収量などの違いを実感しました。色々な農業理論なども学びにいき、有機肥料であっても、作物にはどこまで肥料が必要なのかを自分なりに考えました。そして、有機農業であっても果たして、海外から輸入した有機の鉱物やサンゴ礁を投入することが、持続可能な農業なのかどうか、なども考えました。
また、石油だって、元をたどれば、落ち葉などの堆積物なわけです。
なので、現在の化学肥料と有機肥料の定義の仕方や、取り扱われ方、宣伝のされ方には、疑問も生じてきています。
また、有機農業であっても理論によっては、非常に原価率が高い農法とかもあります。 土壌分析などをすると、欠乏していると判定されるミネラルなどの特定の成分の入った肥料が必要になり、吸収率を高くした状態の有機肥料の購入が必要というものです。

私の考える持続可能な強い有機農家というものは、機械を使わなければ、生産原価が2割くらい、機械を使って3割くらい、施設を建てても4割くらいだと考えています。しかし、一方で、特定の成分の入った肥料の購入が必要な有機農家は、施設がなくても4割を超えることが多いようです。
また、収量の取れる野菜が一概に良い野菜とは、私は、思えないのも事実です。その土地の周りにある資材を使って育った野菜こそ、その土地の野菜と言えると思うのです。確かに、周りの資材の質が、いろいろな外来種なども混ざったりして悪くなっているのも事実だと思います。しかし、それらを改善していく努力をしていくことが有機農家の役目だとも思います。やはり、有機農業の根本原理は、身土不二だと思います。
一方で、自然農法というものにも、現状は、無理を感じています。私自身、少ないスペースでは、自然農法的な、炭素を主体としたやり方で、作物を育てています。しかし、私は、ゲージ飼いの普通の生卵も食べますし、豚肉、鶏肉、牛肉も食べます。それなのに、それらから出る家畜ふんは、一切使わない農法をするというのは、現状では、自然ではないと思ってしまいます。 確かに、目指す方向としては、自然農法の方向が良いとは思っています。しかし、現状、すべてをその農法でやることには、自分自身が無理を感じています。

なので、私の現時点でのスタンスは、「化学農薬と化学肥料は使わない農法」で、有機肥料に関しては、なるべく植物性主体の肥料を使うが、自分自身が家畜を食べている以上、それらから出る動物性の有機肥料も、ある程度は、使用するというものです。

化学肥料と化学農薬に関しては、野菜に関しては、使わなくてもできるので、使わない、また、散布するという行為が好きではないので使わない、というスタンスです。なので、農薬が使われだしてから品種改良された類の品種は、必然的に栽培しにくく、固定種や在来種などを栽培していくことになります。

なので、必要最低限の農薬を使って、新しい品種の野菜や、果物などを栽培している農家に対しては、敵対する意向は全くなく、美味しいものを作っておられれば、尊敬しますし、購入します。

作物は、遺伝子でかなりが決まっています。肥料などが入らないところで品種改良されてきたものは、無肥料でも育つと思います。しかし、城下町など、家畜糞や人糞などが大量に出たであろうところで品種改良された伝統野菜などに関しては、無肥料栽培で作るには、種自体を無肥料栽培で出来るタネにしなければならないので、無肥料栽培と種取りの継続実施に膨大な時間がかかると思っています。もちろん、これは、価値のあることなので、私も、少しのスペースでは、これを実践していこうと思っていますが、すべての田畑を無肥料栽培に変えることは、現状の社会で生きていく(時給2,000円を所得目標として農業をやっていく)上では、現時点では出来ないと思っています。

 

さて、そんなことを考えながら5年間、稲作と露地野菜をやり、また、農村集落の目指すべき将来像を具体的に考えた上で、今後の5年間、10年間について、何を具体的にやっていくかをまとめました。
今後の状況の変化で、随時、臨機応変に計画は変更していこうとは思っていますが、現時点での具体案を、まずは、しっかりとやっていこうと思っています。

そして、その具体的内容を、週に1回、このブログにて、公開していければ、きっと日本の農村集落の明るい未来に、少しでも貢献できるのではないかと、勝手に思っています。

(ここからは、さらに農業に専門的な用語が飛び交いますので、ご注意ください。)

まず、現状の状況です。
現状は、種もみから温湯消毒して、苗代で育苗する有機稲作を2.7町歩やっていて、みのるポット苗箱育苗が1.4町歩(360枚)、その他が幼苗の箱苗育苗です。

 


品種は、コシヒカリが8反、ヒノヒカリが1.9反です。

20191201 苗代1
野菜は、少量多品目で、年間40種類程度の野菜を2反歩ほど作っておりますが、収入ベースでは、年間40万円ほどです。他に、ヒガシマル醤油さんとの契約栽培の九条ネギを年間10万円ほど作っています。


状況によりますが、今後5年間で、稲作は、4町歩まで、面積拡大出来ればありがたいと思っており、20%の8反歩は、コシヒカリで、全て、播種が早くできるみのるポット(200枚程度;4月25日頃温湯消毒、5月初め頃の播種、6月初旬植え付け)、残りの面積は、全て気候の合うヒノヒカリを栽培(近年、温暖化により、比較的北部である新宮町ではさらに気候が適してきているようである)予定です。

また、ヒノヒカリのうち8反歩程度は、みのるポット苗箱(200枚程度;5月5日頃温湯消毒、5月10頃の播種、6月中旬植え付け)で、残りの24反歩は箱苗で栽培する(300枚から360枚程度;①5月5日頃温湯消毒、5月10頃の播種、6月初旬植え付け。②5月15日頃温湯消毒、5月20頃の播種、6月中旬植え付け)予定です。

労働時間1200h、収量30kg×400袋が、標準目標です。
元肥は、
①レンゲの連作と、田植え同時の大和肥料のこつぶっこor自家製ぼかし

20191201 蓮華ばたけ
②ヘアリーベッチと、田植え同時の大和肥料のこつぶっこor自家製ぼかし
③自家製ぼかしor鶏糞or米ぬかor醤油かすor牛糞散布後の秋おこし後、田植え同時の大和肥料のこつぶっこor自家製ぼかし
④野菜後の自家製ぼかし後、田植え同時の大和肥料のこつぶっこor有機肥料
*  水が早く入るところは、5〜7日おきに荒代掻きを実施。なるべく、雑草を発芽させる。

また、6年目以降は、4.8町歩までは、拡大していきたいです。なお、この際、60馬力クラスのトラクターの導入と大型ハローの導入は、必須と思われます。

畑に関しては、5枚の畑を順繰りで栽培し、主力品目は、今よりは絞ります。
・0.8反歩;売上目標;20万円
・0.8反歩;売上目標;60+20万円(ハウス+ハウス横)
・0.8反歩;売上目標;40万円
・0.8反歩;売上目標;60万円
・0.8反歩;売上目標;40万円(田畑輪換)

スクリーンショット 2019-12-01 23.26.15

品目としては、上記に、契約栽培品目である九条ネギやケール、ビーツなども加えられればと思っています。

その他、

■0.8反歩;家の周り(年間40品目程度、自然栽培系;趣味)
■0.8反歩;果樹(レモンとイチジクを主力として、色々植える。主担当は、おかん。)
と、
年間20家族程度が利用する2反歩程度の体験農場(共同農場1反歩+自主園芸(人家族0.05~0.2反歩) )を整備していく予定です。

また、育苗ハウスの再建設(農業倉庫前)、4匹程度の平飼い養鶏の復活(家の裏)、大人のアヒルを使っての合鴨農法(0.6反程度のもち米+マコモ+れんこん田)、公文式の開講、古民家のリノベーションと居酒屋開店も、2020年から始めます。

 

今後も、けんたろう農園のAgri Kitchen’s Blog をよろしくお願いします!!

 

20191201 ふるさと 農家bar

 

 

 

「香山に 天より赤子 舞いおりぬ」

荒木 健太郎 について

2015年3月から兵庫県たつの市新宮町で新規就農した荒木健太郎です。 無農薬・無化学肥料で稲作と少量多品目の露地野菜を生産・販売していきます。 よろしくお願いします。

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